邂逅

現在位置、福岡。宿泊先にて。


母と妹の付き添いで訪れたここで、暫し転がり込んだ自由時間。
何の躊躇もなく、最近知り合ったばかりの「友人」に会いに行く事にした。


予定よりも30分遅れて到着した場所で初めて会ったその人は、
小柄で澄んだ黒曜石の瞳をしていた。
初見ながら昔馴染みに似ていると言われ、何となく面映かったのはここだけの話。

最初はどちらも緊張して簡単な言葉しか交わせなかったが、
早めの夕食を摂る頃には互いに饒舌になり
趣味だけならず日常の他愛ない事さえも共有し、笑った。



緩やかなひとときは夢の様に移ろい、
やがて別れの時は性急に訪れる。
改札口まで足を運び、それでもなお離れ難く少し語らうものの
共に明日のある身ではこのまま添うも叶わぬ話。

いつかまた、と笑って手を振り背を向けたが
やはり寂しさだけはどうしても拭い去る事ができずに
階段をゆっくりと降りながら知らず溜息がこぼれていた。

しかしながらその寂しさの中、
暖かい気持ちだけは消えずに未だ身の内に残っている。



いつか、また。

その「いつか」がこの温もりを忘れてしまう前であってほしいと、
普段からは想像もつかぬ事を考え苦笑した。




たまにはこんな自分も、悪くない。











・・・・・・某マイミクさんに触発されてみました。
某さんほどの文才はありません、お目汚し失礼。

えーネットで知り合った「同志」、るろ剣（むしろ斎藤一）ファンの方とお会いしてきました。
まーこの方が可愛い可愛い。ホント「女の子」って感じで。
あ、言っときますがいつきさん女色の気はありませんよ。無論男色の気もありませんが。



いつきさんのストレス発散に「文章を書く」というのがあるんですが、
最近このストレス発散をやたらと顕著に行っている自分がいたりします。
しかもよりにもよって歴史苦手な自分が時代小説を書くという暴挙に。
どうした俺。正気か俺。

ただ書くだけなら何とかなるんだけど、
そこは自分の持病（？）ASの特殊な症例で
やたらこだわって詳細を突き詰めてしまうという・・・・・・
自分の中で「ここまでは史実に忠実にしとかないと！」という線を引いてしまった為に
話がとんと進まなくなってるんですなあ。
当たり前だよな、歴史音痴が歴史小説書こうってんだから（泣笑）


でもきっと書き続けるんだろうと思う。
それとは別に書き進め続けている「別の小説」もあるんだけど
そっちは今回の話以上に練り込まないといけないからもっと大変。
（この話の内容は一部の方しか知らないけどね）

小説家、にはなれないほどの拙い文だけど、
自分が納得いくまで書き続けてみたいと思います。


それよか、問題はおかんと妹だな・・・・・・
滞在期間は確実に私パシリ扱いなんですが！（血涙）